リオ五輪では連日、熱戦が続いています。私もつい夜更かしして、睡眠不足を重ねて、朝起きるのが辛い。
さて、1枚の「自撮り」が、感動を呼んでいる。リオ五輪で北朝鮮と韓国の体操選手がスマホで仲良く自撮り。
2人は韓国のイ・ウンジュ選手(17)と北朝鮮のホン・ウンジョン選手(27)。
両国は長年緊張関係にあるだけに、この写真のインパクトも大きい。
米政治リスク調査専門家 イアン・ブレマー氏は、「これこそが五輪を開催する理由だ」とツイートし、世界で反響を呼んだ。IOC委員長も、一緒に撮影した自撮り写真について10日、「偉大な行為」とコメントして特別な意味づけをした。
アメリカのフィラデルフィアで7月26日、リズ・ウィルロックさん(女性)が、タクシーに乗り込むと、運転手だったエリス・ヒルさんと、近づくリオ・オリンピックの話で盛り上がる。その中で、ヒルさんが驚きの発言をする。
息子であるダレル・ヒルさんが、リオ・オリンピックで、8月18日に砲丸投げの競技に出場するという。
ヒルさんは生活が苦しく、リオへ行くことはできないと告白。自宅のテレビで息子が活躍する姿を応援するつもりだという。
ウィルロックさんは、その後、ヒルさんのためにGoFundMeの中で、クラウドファンディングのページをセッティングした。みるみるうちに寄付を申し出る人たちが集まってきた。1週間で152人から寄付が殺到し、8200ドル(約83万2千円)集まった。
「150人以上の人が協力してくれたんです。しかも、その中でエリスが知っている人は10人程度でしょう。その他の人はみんな見ず知らずの人達なんです」と、ウィルロックさん。