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Channel: 勢蔵の世界
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スーパーマン

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イメージ 1スーパーマンは、アメリカで1938年にコミック誌から生まれたスーパーヒーローです。
1956,7年頃からTVで放映された『スーパーマン』には夢中になりました。
「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンだ!」というのが、番組の冒頭に流れました。ガキの頃は風呂敷を背中になびかせて走っていました。幾度も地を蹴って飛行を試みましたが、果たせませんでした。保育園で、ブランコに立って勢いをつけて飛んだ挙句、骨折をしてしまいました。知らせに驚いて、飛んで来たのは母親でした。
 最初に映画化されたのは、1978年のこと。初代の主演:クリストファー・リーヴは一躍スターになり、その後81年に「スーパーマン2」、83年に「スーパーマン3」、87年に「スーパーマン4」が公開され、彼自身がスーパーマンの代名詞になりました。もちろん映画館に足を運びました。
1995年、リーヴ氏はバージニア州シャーロッツヴィルで乗馬中に落馬して、脊髄損傷を起こし首から下が麻痺してしまいました。彼は、「自分の足でまた歩きたい。それを叶えて、体が麻痺した多くの人々にとって夢のある存在になりたい」と厳しい治療やリハビリテーションに専念する。数年後には人指し指を動かすことができるようになり、体の一部に感覚を取り戻せるまでに到ったのです。そして、献身な介護をする妻と共に「「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」をニュージャージー州ショート・ヒルに開設し、長期の障害を持つ人々のために独立して生きる道を支援する活動や、麻痺に苦しむ25万人のアメリカ人を救う為の科学支援をしました。
1999年には、テレビ番組を製作し、車椅子に乗った主人公を演じ、2003年の連続テレビ番組「ヤング・スーパーマン」では、若き主人公に深く影響を与える博士役で出演。スーパーマン世代、批評家、視聴者から、「すばらしく、しかもふさわしい役」として温かく称えられました。
脊髄損傷のみならず、難病に苦しむ世界中の人々を励まし続けたリーヴ氏。
2004年1010日、自宅で心不全を起こし52歳の若さでこの世を去りました。彼こそ、「実在した本物のスーパーマン」といえるのではないでしょうか。
                          (参考 FM・FUKUOKA)
 
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